AmazonのFBAで商品を販売しているのであれば、FBA倉庫内で商品を紛失されている可能性が非常に高いです。
AmazonのFBAで商品を販売している人は、定期的に在庫調整レポートをチェックし、FBA倉庫内で行方が分からなくなった商品の補てんを申請する必要があります。
在庫調整レポートから、FBAで行方不明となった商品を補てん申請する方法
在庫調整レポートでFBAにて紛失した商品がないかチェック
まずは、FBA倉庫内で行方不明になった商品はないかの確認する必要があります。
セラーセントラルにログインし、
レポート→フルフィルメント
を選択します。
左メニュー欄の「在庫調整レポート」と書かかれてある箇所をクリックします。
以下のような画面が表示されますので、レポート期間を選択します。
今回は「過去90日間」を選択し、「レポートの作成」ボタンをクリックします。
すると上記のような一覧表が表示されます。
この表を元に、行方不明となった商品がないか確認作業を行っていきます。
在庫調整レポートで”±0”であれば問題なし!
注目すべきは、一覧表の右端にある「数量」と書かれた欄です。
ここに並ぶ数字には以下の意味合いがあります。
・「-数字」(マイナス)・・・FBA倉庫内で行方不明となった商品
・「数字」(正数)・・・FBA倉庫内で見つかった商品
各商品の「-数字」、「正数」の数字を合わせて「±0」となれば、問題がありません。
例えばこちらの商品は、一覧表で上から順に「-4」「-4」「-3」「-3」「4」「4」「3」「3」の数字が並びますが、全てを合計すると「±0」となります。
「±0」となれば、最終的な在庫数が元の状態の数と合致すると考えて問題ありません。
対応は不要となります。
在庫調整レポートで「-数字」、合計がマイナスであれば補てんを申請!
数字を合わせてマイナスの値となれば、商品がFBA内で行方不明のままです。
こちらの商品は、7/8の”在庫商品の配置ミス”により、「-1」となっています。
7/8以降で「1」の数字が一覧表で表示されていれば問題ありませんが、「1」の数字が見当たりません。
つまり、1点行方不明のままということです。
「-数字」の状態のままとなった商品は、FBAにて行方不明のままの状態であり、Amazonに調査依頼→補てんを申請します。
調査依頼→補てん申請は、在庫調整レポートに表示されてから30日以降に行う
調査依頼から補てん申請ができるのは、在庫調整レポートに反映されてから30日が経過してからです。
それ以前に在庫調整レポートに「-」の値が出現していたとしても、補てんをしてもらう事はできませんので注意しましょう。
調査依頼→補てん申請の方法
在庫調整レポートに表示された数字の合計が「-」状態でかつ、最後に在庫調整レポート表示されてから30日以上経過した商品は、Amazonに調査依頼→補てんを申請することができます。
調査依頼→補てん申請の方法について解説します。
テクニカルサポートへの問い合わせページを開きます。
”問題を説明してください”とある欄に
「在庫調整レポート」
と記載します。
”問題を解決する”→”フルフィルメントセンターで紛失した商品を調査する”欄の、
”FNSKUを入力する”と書かれた空欄に該当商品のFNSKUを入力します。
(※在庫調整レポート表に記載されたFNSKU。コレをコピーして貼り付け。)
FNSKUを入力し、情報を送信すれば調査依頼→補てんの申請が完了します。
補てんされた時の通知メール
FBAにて行方不明となった商品が見つからず、補てんが行われた際は以下のようなメールが送られてきます。
まとめ
AmazonのFBAを利用して本格的に商品を販売している人は、ほぼ間違いなくFBA倉庫内で商品を紛失されています。
行方不明、紛失された商品は自分で在庫調整レポートからチェックし、Amazonに調査依頼、補てん申請をこちら側から行う必要があります。
こちらからアクションを行わなければ、補てんを行ってはくれません。
月に1回のペースで在庫調整レポートを見返し、行方不明となっている商品はないか、あった場合は補てんを申請して商品代金を取り戻しましょう。