この記事では、このような疑問に回答しております。
せどりを始めたばかりのせどり初心者の間では、”プライスターは必要か?不要か?”という論争がたびたび起きています。
せどり歴2年の私が、せどり初心者にプライスターは必要か必要でないか、本音を語りたいと思います。
せどり初心者にプライスターは必要か?不要か?
プライスターの最大のメリット
(※プライスターの価格改定画面)
プライスターを使用する事の最大のメリットは、Amazonに出品した商品の価格改定が簡単にできる事です。
Amazonで販売されている商品の販売価格は随時変動しており、相場価格を見極めていかに高く商品を販売するかが、最終的な収益に大きく影響してきます。
プライスターを使用すれば、販売価格を瞬時に変更することができ、利益を最大化する販売価格を随時更新することができます。
セラーセントラルにも自動価格改定機能が備わってはいますが、プライスターのような直観的な操作画面ではなく、設定が非常にややこしいです。
自動価格改定ツールの使い勝手
プライスター >>> セラーセントラルの価格改定ツール
使いやすさを比較すると、プライスターとセラーセントラルの価格改定ツールには雲泥の差があるのが事実です。
直観的で分かりやすく、瞬時に価格を変更できる使い勝手の良さこそが、プライスターの価格改定機能の良いところです。
その他プライスターを使用することのメリット
価格改定機能以外にも、プライスターには様々な機能が備わっており、それらを使いこなす事でAmazonでの販売、管理が非常に楽になります。
数あるプライスターの機能の中でも、特にメリットを感じる機能は以下となります。
納品プランの作成が簡略化されてとっても簡単!
仕入れた商品をFBAに納品するには、納品プランの作成が必須となります。
プライスターを使用すれば納品プランが簡単に作成できます。
納品する商品のASINを入力し、「FBA商品登録」ボタンを押せば商品登録ができます。
その後、納品プランの作成手順画面に切り替わり、案内どおり進めば初心者でも簡単に納品プランの作成を進めることができます。
セラーセントラルから納品プランを作成する事も可能ですが、管理画面が非常にややこしく、せどり初心者が使いこなすまでには一苦労することでしょう。
売上分析ページからその月の売上、利益、経費が一目瞭然!
プライスターは、その月ごとの売上データを管理画面で一覧表示してくれる機能が備わっています。
売上金額、仕入れ金額、amazon手数料、その他経費、利益額などを画面一覧で細かく分かりやすく表示してくれます。
一方のセラーセントラルにはこうした機能は備わっていません。
売上金額や仕入れ額、経費、利益額等は全てエクセル等の表計算ソフトを使って1つ1つ手入力する必要があり、各数字を分析するとなると気が遠くなるほど膨大な作業を要する事になります。
棚卸の在庫状況がCSVファイルで一括ダウンロードできる!
プライスターには、棚卸在庫をCSVファイルで一括ダウンロードする機能が備わっています。
ダンロードされたファイルには、各商品の仕入れ額も全て記載されており、期首棚卸高や期末棚卸高を簡単に計算することができます。
セラーセントラルには、各商品の仕入れ原価が記載された棚卸在庫データを抜き出すような機能はありません。
プライスターを使用した商品リサーチが可能
プライスターにはスマホにインストールするアプリが提供されています。
プライスターアプリを使えば、商品のリサーチをすることも可能です。
上記のようにプライスターにはバーコードを読み取る機能が備わっており、Keepaと連動させると、バーコードを読み込んだ商品の売れ行きや仕入れ値対する利益なども計算することができます。
セラーセントラルにもバーコードを読み取る機能はありますが、Keepaと連動して売れ行きをグラフ表示させるような機能はありません。
各商品における過去の販売状況が瞬時に検索できる
プライスターの注文画面一覧画面には検索機能が備わっており、商品のASINを入力すると、その商品の過去の販売履歴を表示させてくれます。
過去の販売履歴、販売頻度を参考データとして仕入れに生かすことができるのです。
セラーセントラルにはこうした機能は備わっておりません。
プライスターの機能は日々更新されており、サポートも充実!
プライスターは日々機能が進化しており、実際に使用していると知らぬ間に新しい機能が追加されていることがよくあります。
最近では、納品プランに
・商品の総額
・粗利
が表示される機能が新に追加されました。
(※セラーセントラルにはこの機能はありません)
便利な機能が頻繁に追加される点も使用する側にとっては非常にありがたい点です。
また、
プライスターには公式サイトが設立されており、各機能、使い方を細かく分かりやすく解説してくれています。
お問い合わせページも設置されており、不明点を問い合わせると早ければ当日、遅くても翌営業日には分かりやすく回答してくれます。
セラーセントラルにはプライスターのようなユーザー目線の分かりやすい解説サイトはなく、専用のサポートページ等も存在しません。
プライスターのデメリットとは?
価格改定機能以外にも便利な機能が様々備わっているプライスターですが、プライスターの唯一デメリットを挙げると以下のようになります。
《プライスターのデメリット》
有料であるということ
プライスターは月額制の有料ツールです。
5,280円/月がプライスターの月額費用であり、毎月の必要経費となります。
プライスターを”使用すべきではない人”と、”使用すべき人”とは?
プライスターのメリットとデメリットが分かったところで、プライスターを使用すべきではない人と、使用すべき人を分類すると以下のようになります。
プライスターを使用すべきではない人とは?
プライスターを使用すべきではない人を挙げると以下のようになります。
《 プライスターを使用すべきでない人 》
・ツール等に一切お金をかけたくない人、無料にこだわる人
・ごくたまにしかAmazonで商品を販売しない人
・毎月の売上が50万円に満たない人
プライスターを使用すべき人とは?
プライスターを使用すべき人を挙げると以下のようになります。
《 プライスターを使用すべき人 》
・出品商品の価格を随時チェック、更新し、利益を最大化したい人
・毎月の売上、利益、経費を素早く把握したい人
・その日ごとの売上、利益の集計を取りたい人
・納品プランの作成に時間をかけたくない人
・継続的にAmazonで商品を販売している人
・既にAmazonで毎月50万円以上の売上がある人
まとめ
プライスターには自動価格改定機能だけでなく、様々な機能が備わっており、Amazonで商品を本格的に販売していくのであれば、もはやなくてはならないツールです。
唯一のデメリットは、5,280/月の有料ツールである点です。
Amazonでの販売が小規模であったり、たまにしかAmazonで商品を販売しないのであれば敢えてプライスターを使用する必要はないでしょう。
しかし、
毎月本格的、継続的にAmazonで商品を販売していくのであれば、早い段階でプライスターを利用したほうが良いでしょう。
プライスターを使用して販売、管理にかかる時間を削減し、削減した時間を商品リサーチに充てて収益を拡大していきましょう。