その理由について解説します。
せどり初心者は、まずは少ない資金で商品を仕入れ、販売していくことになります。
となれば、
パワーセラーが行っているような大量の商品を薄利多売で回していくようなスタイルではなく、なるべく利益率、利益額が大きい商品を少量づつ売っていくことから始めるのが得策です。
Amazonで販売されている商品には、
②セット品で販売されているもの
の2種類があります。
せどり初心者は、①の単品販売のカタログに出品するのではなく、②のセット品カタログに出品して稼ぐ事をおすすめします。
単品カタログではなくセット品カタログへの出品をおすすめする理由について解説します。
【Amazon販売】せどり初心者はセット品を狙って稼ぐべき5つの理由!
1商品あたりの販売単価が高くなる分、利益額も大きくなる
Amazonのカタログには、単品売り以外に、「2個セット」「3個セット」といった複数個セットのカタログ存在します。
同一商品を2個、3個と複数セットにして販売することで商品の販売単価が上がります。
また、同一個数販売した際の配送費用はセット販売した時のほうが安くなります。
例:ある商品を単品で3個販売した時と、3個セットで1回販売した時の配送費用
・単品を3回販売・・・配送費用×3
・3個セットを1回販売・・・配送費用x1
単純計算すると、最終的に手元に残る利益はセット販売した時のほうが多くなります。
単品よりライバルが増えづらい
セット品販売は単品と比較するとライバルが増えにくい特徴があります。
ライバルが増えにくい要因は以下となります。
JANコードが登録されていない事でリサーチされづらい
Amazonで販売されている商品には、JANコードが登録されている商品と登録されていない商品があります。
単品カタログはJANコードが登録されているケースが多いのに対し、セット品カタログはJANコードが登録されていない場合がよくあります。
JANコードが登録されていないと、ライバルせどらーたちに商品を特定されづらくなるメリットがあります。
JANコードを元に検知するリサーチツールにも検知されづらくなるため、ライバルせどらーに相乗り出品される機会が減るのです。
セット梱包の手間がライバルを遠ざける
セット品をFBAで販売するにはセット梱包が必須となります。
ストレッチフィルムやエアークッションを使用し、セット梱包してFBA納品するのですが、単品に比べてFBA納品に手間がかかります。
納品する手間がかかることから、商品の出品をためらうせどらーも存在します。
異種商品のセット品はさらに大きく稼げる!
セット品販売には、
・異種商品をセットにした商品
があります。
異種商品をセットにした商品は、同一商品を複数個にまとめたセット品より大きく稼げるのが特徴です。
異種商品をセットにした商品が稼げる理由について解説します。
仕入れ障壁ができるためライバルが増えづらい
同一商品を複数個仕入れる場合と異なる商品をそれぞれ仕入れる場合とでは、異なる商品をそれぞれ仕入れる場合のほうが仕入れ難易度があがります。
仮に商品Aと商品Bをセットにした商品Cがあった場合、商品Cを出品するには、商品Aと商品Bを仕入れる必要があります。
この時、以下のように片方の商品が仕入れできないというケースが発生します。
・商品B・・・仕入れできない(×)
このようなケースが往々にして発生するため、同一商品の複数個セット品に比べて異種商品のセット品はライバルが増えづらいのです。
商品の相場観が把握されづらいため高値販売できる
異種商品を組み合わることで、商品の相場感が把握されにくくなります。
・商品Bの相場:200円
仮に、商品A,Bの価格相場が上記のようであったとしても、商品Aと商品Bを組み合わせることで、商品Cの相場が消費者から把握されにくくなるのです
本来であれば商品A(100円)と商品B(200円)を足した300円という金額が打倒な金額だとしても商品Cが400円で売れたりするのです。
セット品としての価格相場を把握されづらいため、高値販売が可能となる事がよくあります。
まとめ
セット品の販売は、単品の販売と比べて利益率、利益額が大きくなる傾向があります。
さらに、ライバルも単品と比較して増えづらい特徴があります。
せどりを始めたばかりの人は、まずは小資金で仕入れ・販売を行いたいと考えるはず。
であれば、薄利多売が特徴の単品商品を狙うのではなく、多少回転率が落ちてもセット品を狙って安定的に利益を確保していくほうがよいでしょう。